携帯トイレ比較|渋滞と車中泊、これ一つで乗り切れるか。5商品を読み比べた

くらし雑貨

高速道路の渋滞にハマったとき、一番困るのはトイレなんですよね。

事故や災害で数時間動かない、なんてニュースを見るたびに、うちの車には何も積んでないなと思い出す。地震で電車が止まって長時間缶詰めになる可能性も、正直誰にでもあります。家のトイレ用の備えは前回の記事(簡易トイレ比較)で書きましたが、外出中・移動中はまた別の備えが必要になるんですよね。

今回は、コンパクトさを追求したポケットサイズのものから、凝固剤不要で吸水シート1枚で済ませられるタイプまで、携帯トイレ5商品のレビューを読み比べてみました。実際に僕がすべてを使い比べたわけではなく、それぞれの商品に集まった実レビューをもとに構成しています。良いことばかりではなく、気になる点や意見が分かれている部分もそのまま書いています。

📝 編集部おすすめ3選

とにかく小さく携帯したいならぽけっトイレ BOS防臭袋付 はこちら

凝固剤なしですぐ使いたいならトイレONE 20枚入り はこちら

渋滞・車中泊の定番を選びたいならゆかい屋 携帯トイレ はこちら

こんな人には向いていない記事です

先に言っておきます。

  • 在宅避難用の本格的な備蓄をまだ何も持っていない人(まずは簡易トイレ比較の記事を先に読んでもらった方がいいかもしれません)
  • 大便対応かどうかにこだわらず、小便用の最小サイズだけで十分な人(その用途なら、この記事より安価な単品商品で足りることが多いです)
  • すでに車・カバン・防災ポーチのすべてに携帯トイレを常備できている人(この記事より、あなたの備えの方が参考になると思います)

このあたりに当てはまる人は、ここから先は読まなくても大丈夫です。

選ぶときに見るべき基準は3つ

  1. 大小どちらに対応しているか — 小便用に特化した商品と、大便にも対応する商品があります。渋滞対策なら小便用でも十分ですが、防災用として1つで済ませたいなら大便対応の方が安心です
  2. 凝固剤タイプか、凝固剤不要の吸水シートタイプか — 凝固剤タイプは振りかける手間がありますが安価な商品が多く、吸水シートタイプは開いてセットするだけで手順が少ない分、価格は少し高めの傾向があります
  3. どんなシーンで使うか — 車内での使用を想定するか、カバンに入れて外出先で使うかによって、重視すべきはコンパクトさなのか、容量の大きさなのかが変わってきます

比較表

画像 商品 参考価格 評価 特徴 こんな人向け
ぽけっトイレ BOS防臭袋付 1,285円〜 4.65(204件) 世界最小クラス、除菌水+防臭袋BOS付き、薄い袋でも自立 カバンやポーチに常備し携帯性を最優先したい人
トイレONE(20枚入り・40〜60回分) 4,840円 4.36(113件) 凝固剤不要の吸水シートタイプ、1枚で2〜3回利用可能 凝固剤を扱わずすぐ使いたい人、子供のトイレ休憩用にも
携帯トイレ(Authentic One) 890円〜 4.34(288件) 片手で使える設計、持ち手付きで落下防止、使用方法が容器に英日併記 車での長距離移動・渋滞対策の定番を探している人
PYKES PEAK 簡易トイレ 2,280円〜 4.48(1,081件) 1回あたり約22円、20〜720回まで細かくサイズ展開、処理袋・手袋付属 家族分をまとめてコスパよく揃えたい人
ゆかい屋 携帯トイレ(700cc) 780円〜 4.47(392件) 封を開けてすぐ使える、700ccの大容量、4個ずつ密封小分け 渋滞・車中泊での実用性を重視したい人

※価格は執筆時点の目安です。セール・キャンペーンにより実際の販売価格は変動します

商品ごとのレビュー

ぽけっトイレ BOS防臭袋付

ぽけっトイレ BOS防臭袋付 はこちら

良い点:204件中、低評価はわずか1件という高い支持率の商品です。「世界最小」を謳うだけあって「思ったよりずっと小さくて驚いた」という声が非常に多く、除菌水と防臭袋(BOS)がセットになっている点も評価されています。「薄い袋なのに自立するのがすごい」というレビューをきっかけに購入した人もおり、普段のカバンやポケットティッシュと一緒に持ち歩いているという声が目立ちました。

気になる点:「外袋の色がピンクで、捨てる時に目立つので変えてほしい」という細かい指摘や、「拭くもの(ウェットティッシュなど)も一緒に入れてほしい」という要望がありました。また、購入者の多くが「まだ実際には使っていないが、お守りとして持ち歩いている」状態のため、実使用のレビューはやや少なめです。実際に渋滞や車中泊を乗り切れるかどうかは、まだ誰も試していない「お守り」状態というのが、なんとも防災グッズらしい話です。

向いている人:カバンやポーチに常備し携帯性を最優先したい人、渋滞や閉じ込めなど突発的な場面に備えたい人。

トイレONE(20枚入り・40〜60回分)

トイレONE 20枚入り はこちら

良い点:「凝固剤を入れなくて良いという点は、携帯トイレを使ったことのない自分からしたらとても助かる」という、手順の少なさを評価する声が中心です。1枚で2〜3回使えるためコスパが良いという指摘や、排泄音を軽減する配慮があるという声もありました。実際に車中泊やレジャー先で子供のトイレ休憩用に使い、「トイレが汚くて子供が行きたがらない時にも助かった」という実体験のレビューもあります。

気になる点:「どこまでたたんで良いものか分からなかった」という使い方の分かりにくさを指摘する声や、有効期限がどこに記載されているか分からないという声がありました。また、災害直後に注文が殺到した際は到着まで3ヶ月ほど待たされたケースもあったようです(在庫状況によるところが大きいため、備蓄目的なら早めの購入がおすすめです)。

向いている人:凝固剤を扱わずすぐ使いたい人、子供のトイレ休憩用に車に常備したい人。

携帯トイレ(Authentic One)

携帯トイレ(Authentic One) はこちら

良い点:「片手で簡単に使用できる設計」という商品説明どおり、持ち手が付いていることへの安心感を評価する声が目立ちました。容器自体に英語と日本語で使用方法が書かれているため、「慌てていても間違えずに使用できそう」という声や、車での長距離移動や渋滞に備えて複数セット購入している人が多い印象です。携帯トイレの中では比較的価格が抑えめな点も評価されています。

気になる点:「半透明なので、使うと透けて視えるのが唯一マイナス」という指摘がありました。また、長期保存前提とはいえ「製造年月日が購入時点ですでに1年ほど前だった」ことに触れているレビューもあり、気になる人は購入時に確認しておくとよさそうです。

向いている人:車での長距離移動・渋滞対策の定番を探している人、持ち手付きで扱いやすいものを求めている人。

PYKES PEAK 簡易トイレ

PYKES PEAK 簡易トイレ はこちら

良い点:1,081件のレビューが集まる人気商品で、「1回あたり約22円」というコスパの良さが評価の中心です。20回分のお試しセットから720回分の大容量セットまで細かくサイズが分かれているため、「独立した子供たちと分け合うのにちょうど良かった」という声や、処理用の黒い袋と手袋まで付属しているため「手を汚さず処理できそう」という声もありました。小箱ごとに個包装されているため、家のあちこちに分散して収納しやすい点も支持されています。

気になる点:「梱包はただビニールに包まれただけで、排泄に関わる品物なのに透明ビニールなのはいかがなものか」という梱包面の指摘がありました。また、大容量セットを選ぶと「結構嵩張るので場所の確保に悩む」という声もあり、収納スペースは事前に確保しておいた方がよさそうです。

向いている人:家族分をまとめてコスパよく揃えたい人、複数箇所に分散して備蓄したい人。

ゆかい屋 携帯トイレ(700cc)

ゆかい屋 携帯トイレ はこちら

良い点:「封を開けたら直ぐに使用できる」という凝固剤不要の手軽さが評価の中心です。700ccという容量の大きさから「1袋で大人の尿が2回分賄える」という声や、4個ずつ密封小分けされているためカバンや車に分散して常備しやすいという声もありました。渋滞や車中泊、登山など実際に使用した体験談が多く、「お風呂場で試しに使ってみたが漏れるトラブルはなかった」という具体的なレビューもあります。

気になる点:「渋滞時にどうやって運転しながら使用すればいいのか想像ができない。女性には難しそう」という声があり、使用シーンによっては工夫が必要かもしれません。また、「外袋が付いておらず、写真とは違う状態で届いた」という梱包面の指摘や、密封パックの開封位置が分かりにくかったという声もありました。

向いている人:渋滞・車中泊での実用性を重視したい人、容量の大きさを優先したい人。

低評価レビューで指摘が集中していた点

5商品を通して見ると、低い評価やネガティブな指摘はおおむね次の3つに集約されていました。

  • 使用シーンのイメージしにくさ:「渋滞時に運転しながらどう使えばいいか分からない」「女性には難しそう」という声が複数の商品でありました。実際に使う場面を一度シミュレーションしておくと、いざという時に迷わずに済みそうです
  • 梱包の簡素さ:排泄に関わる商品だからこそ、外袋がない・透明ビニールのみといった梱包に不安を感じる人が一定数いました。届いてすぐ気になる場合は、ジップ付きの袋などに移し替えるのも一つの手です
  • 開封・使用手順の分かりにくさ:「どこまでたたんでいいか分からない」「パックの切り口が分かりにくい」といった、初めて使う際の戸惑いを指摘する声が複数の商品で見られました。備蓄するなら、一度は開封の練習をしておくと安心かもしれません

使い方別のおすすめ

  • カバンやポーチに常備し携帯性を最優先したい人:ぽけっトイレ BOS防臭袋付
  • 凝固剤を扱わずすぐ使いたい人:トイレONE
  • 車での長距離移動・渋滞対策の定番を探している人:携帯トイレ(Authentic One)
  • 家族分をまとめてコスパよく揃えたい人:PYKES PEAK 簡易トイレ
  • 渋滞・車中泊での実用性を重視したい人:ゆかい屋 携帯トイレ

まとめ

今回5商品を比較してみて、携帯トイレは「小さければ小さいほどいい」わけではなく、想定する使用シーンによって選ぶべきタイプがはっきり分かれるのだと分かりました。カバンに入れて持ち歩くならコンパクトさが最優先ですが、車に常備するなら多少かさばっても容量や手順の少なさを優先した方が、いざという時に迷わず使えそうです。

凝固剤タイプと吸水シートタイプ、どちらが優れているというより、凝固剤を振りかける手間を許容できるかどうかで選び方が変わってきます。値段だけで見るなら凝固剤タイプの方が安い傾向にありますが、初めて使う人には手順が少ない吸水シートタイプの方が扱いやすいかもしれません。

渋滞や停電といった突発的な場面は、備えていない時に限って起こるものだったりします。この記事を読んで少しでも気になった商品があれば、まずは車のグローブボックスかカバンの隅に1つ入れておくところから始めてもらえたらと思います。

本記事はアフィリエイトプログラムを利用しており、紹介料が発生する場合があります。

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